箱根の石仏群について
元箱根にある精進池(しょうじんがいけ)周辺には、今から約700年前、鎌倉時代から室町時代前期にかけて数多くの石仏や石塔が造られました。これら石仏・石塔の多くは、中世の地蔵信仰を物語る遺物として国の重要文化財に指定され、また、周辺一帯も同様に国の史跡に指定されています。このような貴重な遺跡について、資料を収集し後世まで残していくために、箱根町教育委員会は、昭和63年から約10年間の期間を費やし、この周辺の整備を行いました。
精進池のほとりに建つ「石仏群と歴史館」には石仏群についてのわかりやすいパネル展示がしてあります。リニューアルして内容も一層充実していますので、ぜひご覧ください。
メニュー
- 石仏群の成立
- 江戸時代の石仏群
- 経年による劣化の状況
- 整備で目指したこと
- 磨崖仏(俗称二十五菩薩)
- 磨崖仏(俗称六道地蔵)
- 石造五輪塔(俗称曽我兄弟・虎御前の墓)
- 宝篋印塔(俗称多田満仲の墓)
- 磨崖仏(俗称応長地蔵)
- 宝篋印塔残欠(俗称八百比丘尼の墓)
- 五輪塔とは・・・
- 宝篋印塔とは・・・

登録日: 2016年3月20日 /
更新日: 2021年7月9日