東光庵
芦之湯は、文化・文政期(1804年から1830年)の頃、箱根七湯の中でもっとも標高が高く、江戸から最も遠い場所にありながら、硫黄泉のもつ独特の温泉効用と夏の涼しさが江戸時代の人々に大変人気を呼び、大いに賑わいました。
熊野権現の境内に建てられた東光庵薬師堂に集まり、清水浜臣や賀茂真淵、山本北山など多くの文人や墨客が湯治のかたわら、碁や将棋に興じ、句会や茶会などの風流を楽しんだといわれています。
復元について
東光庵は明治15年に朽ち果て、取り壊されてしまいました。その後、箱根町の指定史跡となり、平成13年、約120年ぶりに再建されました。
発掘調査や「七湯の枝折」などの文献資料調査の成果に基づく復元とともに、十六羅漢像を中心とする庭園の整備や、江戸時代から東光庵の周辺に残る歌碑や句碑など数々の石造物の保存修理、歴史的環境の保全などを行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が解除されたため、 なお、皆さまに安心してご利用いただけるようご来館に当たっては |
開設日 | 年中無休 | |
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開設時間 | 10時から16時まで | |
利用料金 | 無料 | |
バスを利用 |
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車を利用 |
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その他 |
問い合わせ先は、箱根町教育委員会 生涯学習課 文化財係 |
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芦刈まつり | 「地域の名起こし」を事業課題とし、様々な史跡の研究結果を多くの方々に 対する発表の場として行っています。(計26回開催) 主催 : 芦之湯観光協会 実行委員会 |
