「箱根細工の制作用具及び製品」が国登録有形民俗文化財に登録されました
箱根町が所有する「箱根細工の製品用具及び製品」1,667点が平成30年3月8日(木曜日)に国登録有形民俗文化財に登録されました。
今回の登録は、神奈川県西部の箱根・小田原地方で生産される、箱根細工と総称される木工製品の製作に使用された用具と製品で、郷土資料館を中心に箱根町がその歴史や技法を後世に伝えるために、地元の皆様からのご寄贈などにより収集してきたものです。
ロクロを用いる挽物細工や、寄木細工、象嵌細工、秘密箱等の指物細工など、箱根細工の様々な技法やそれらの製品がほぼ系統的に含まれており、箱根細工の歴史や時代性、地域性、技術的特色を有する資料群と認められたことから、今回の登録となったものです。
登録された用具や製品の一部は、郷土資料館と箱根観光物産館に展示してありますので、ぜひご覧ください。

登録日: 2018年3月13日 /
更新日: 2018年3月16日